2024 .05.05
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2016 .10.22
アートって程でも無いんですが、
先日起こった閃輝暗点があまりにもキレイだったので絵にして記録しておこうかと。
その前に
閃輝暗点とはなんぞや?
って話なんですが、
主に片頭痛の予兆として起こる視覚異常の一種です。
主に、ですからその他の要因で起こる事もあります。脳腫瘍、脳梗塞などの脳の疾患とか。
あと、ストレスや貧血など。
あまり頻繁に起こらなければ心配は要らないみたいですが、1ヶ月に何度も起こるようなら脳神経科で検査して貰ったほうが良い。と云う事です。
どんな風に見えるのかと云うとギザギザや三角形が多いようですね。
メタリックな銀色や、七色に乱反射するガラスの破片のような色と質感の幾何学模様が、機械の歯車のようにぐるぐる規則正しく動いているのが見えるんです。
私は注視点から外れた所に幾何学模様が出現したのでさほど困りはしなかったんですが、人によっては注視点と被ったり、視界一面に模様が現れて、仕事や学業、はては車の運転や機械の操作などに支障をきたす事もあるそうです。
そして、多くの場合、閃輝暗点が治まった後、酷い頭痛に襲われるので
キレイなどと云ってる場合では無いんですが、
何故、こんなにSFちっくなものが現れるのか不思議で。
別に視覚異常なら曲線とかアーメーバ状でもええないか。
何ならもっとファンタジックに妖精さんがパタパタ飛び回ってる様でもええやないか。
何故、閃輝暗点を経験した人か口を揃えて
「ギザギザと三角形が見えた」と云うのか。
ギザギザと三角形……
見るからに痛そうな図形ですよね。
これから起こる頭痛を可視化したらそういう形になるのかもしれない。
メタリックやガラスの質感も、頭痛をイメージ出来るし。
何か、未知のものが、“脳”という媒体を使って送って来たメッセージなのでは……?
……なーんて、考え過ぎですね(笑)
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イラスト
「可視化された痛み」
by 鮎川 了
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